【サックス攻略法③】危険!タンギングしないサックスの演奏は○○!?

サックス初心者向け

サックスを演奏する時
良い音で演奏したいと誰しも思っていますね

メリハリのある演奏、サックスのトーンと
沢山の要素がありますが
タンギングをしていないとその演奏は致命的に
聴きづらいものになってしまいます

Gentle山本
Gentle山本

サックスのタンギングを苦手に思っている人は大勢いますね

タンギングは音を出す時にリードに舌をついて
音を切ったり、発音したりするテクニックですが

それだけではありません!

サックス演奏にとってタンギングの重要性について
書きたいと思います

そもそもタンギングしている?

私がサックスのレッスンをしている中で
良く感じる事は

初心者の生徒さんは
「そもそもタンギングていない方が多い」
ということです。

タンギングをしていない演奏というのは
リードの振動を息だけでコントロールしている事
それはつまり

舌を使わずに言葉をしゃべっているのと同じ

言葉には子音と母音があり
息の強さや弱さ、様々なニュアンスがあります
それによって言葉の意味や思いの強さ
イントネーションが変わってきます

サックスの演奏もそれと同じです
メロディに強弱を付けたり、ニュアンスや
イントネーションがあることで感情が豊かに
表現することが出来ます

あるいはタンギングをすることでピッチカートの様な
はねるニュアンスだったり、テヌートで音の粒をそろえるなど
様々な音楽表現をすることが出来ます

逆に言えばそれらがないということは
演奏上の情報量を大幅にカットしているのと
同じです!

ここであえてロングトーンで練習するのには
大きな理由があります

タンギングを上手にするためにはブレスが重要!

タンギングが上手にできない理由は以下のようになります

  • 1.リードを強く突き過ぎている
  • 2.舌が上手く動かせない
  • 3.リードに触れる面積が広すぎる
  • 4.リードが振動していない
  • 5.舌を引けていない
  • 6.リズムを感じていない

1~3についてはロングトーンの際に
丁寧にリードに触れ練習を繰り返す事で出来るようになります

舌のコントロールを鍛えるのは
ゆっくり、丁寧に、繰り返し練習する事が大切

4~6について考えていきましょう

ブレスが楽器に入っていない

タンギングとは・・?
振動しているリードに舌が触れて音が止まり、
また離れてリードが振動し始める

リードは勝手に振動してサックスの発音をするわけではありません
そしてタンギングそのものはリードの振動を止める行為です

息が入っている事が大前提で
初めてタンギングが成立します

自転車に例えるとタンギング=ブレーキ

タンギング=ブレーキというテクニックです

ブレーキをかけるには大前提として
既にスピードが出ている事が挙げられますね

サックスのリードがすでに振動している
あるいはタンギングと同時にリードに息が入る事

まずはロングトーンで練習しましょう

まずは以下の譜面をダウンロードして
練習してみましょう
その際に必ず音を発音する時は必ずタンギングをして
発音するようにしてください

練習の際は必ずメトロノームを使用し以下のことを
注意していきましょう

①必ずタンギングで発音する
②必ずタンギングで音を切る
③十分に息の圧力をかける
(ロングトーンとして必要十分な息でよい)

つまりはロングトーンでしっかりと音の入りと切りが
歯切れよくできるためにはサックスとして本来必要な
息の流れを再確認する必要があります。

タンギングの基礎まとめ

ということで本日のまとめはこちら

①タンギングをしていない人は演奏方法を見直す必要がある
②タンギングはリズムを表現する事
(サックスの演奏表現の大きな割合を占める)
③上手にタンギングをする大前提としてしっかりと
 ブレスが楽器に入っている事
④タンギングの練習の初歩としてロングトーンを
 練習してみよう
⑤メトロノームを使用してしっかりと入り、切りを
 意識して練習してみる

本日はここまでとなります
基礎中の基礎について解説しました
楽器を演奏する上で当たり前のことだから
出来てる人にとっては「今更?」と感じるかもしれませんし
出来ていない人は「かったるい・・」と感じるかもしれませんが

大切なことは
サックスの演奏や練習について丁寧に取り組み
しっかりと基礎から取り組んでいく姿勢です

一緒に頑張りましょう

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