こんにちは
このブログもだいぶご無沙汰しています。
皆様お元気でしょうか?

私が20歳の頃から師匠に弟子入りして様々な
先輩ミュージシャンにお世話になりながら
約20年間、専業ミュージシャンとして活動してきました。
ここ3年間は音楽活動の水面下で福祉のお仕事をしてきました。
色々な思いと葛藤を抱えながらの3年間でしたが
今では介護の仕事に誇りをもって社会貢献をしていきたいと
自信をもって仕事に取り組んでいます。
そんな中サックスの演奏活動について
自分がどんなスタンスで続けていくのか?
自分自身を見つめていた3年間でもありました
サックスの練習について
音楽とは関係ない仕事をしながら
演奏の取り組みを続けるとなると
どうしても避けて通れないのが
サックスの練習について
- サックスの練習時間はどうやって確保する?
- 楽器が下手にならない?
- プロとして演奏できるの?
まぁこういう壁にぶち当たるのではないでしょうか?
練習時間について本当に少なくなりました。
そんな中、改めて感じたこともあります
練習時間が少ないとどれくらい下手になるのか?
効率よく練習するにはどうしたらいいのか?
楽器は練習しないと下手になる?
果たしてそうなのでしょうか?
私の意見としては
人によって違う
これに尽きると思います。
ただしサックスの技術も練習しないと
衰えてしまう事や忘れてしまう事と
そうでない事があると感じます。
忘れてしまう事とは?
サックスに限らず人は様々な事を常に
忘れていくものではないでしょうか?
先週の火曜日のお昼ご飯はなんだっけ?
3年前は何に悩んでたっけ?
10年前のマイブームは何だっけ?
サックスの練習や演奏のレパートリーも
色んなことを忘れてしまいます。。
あまりに忘れっぽくて本当に困ってしまいます。
皆も覚えている事と忘れてしまう事って
どちらが多いですか?
色々な事を覚えていられますか?
サックスの技術とか、覚えなきゃいけない事も
すぐに忘れてしまって本当に困ったもんです。
覚えている事=忘れない事とは?
では逆に忘れない事はありますか?
例えば身近な例でいうと、、、、
- 自転車の乗り方
- お箸の持ち方
- 楽しかった旅行の思い出
- 最悪な経験をしたこと
こういう事は忘れたくても忘れないのではないでしょうか?
恐らくは自分が体験した事や
感情が動いたこと=感動を伴ったことは
忘れたくても忘れない=覚えているのではないでしょうか?
勉強した事とか、ただ本で読んだことや
知識として得たことなどは長い年月を経て
放っておけば自然に忘れてしまうのが人間ですね。
体験したことは自分の身になる
先の自転車の例でいうと
誰もが自転車に乗れるようになるまでに
子供の頃に何度も転んでけがをしたり
ご両親やお友達とのかかわりの中で
悔しい思いや、怪我をしてしまったり、
自転車に乗れた時の嬉しい感情や周りの人たちが
喜んでくれたりと様々な気持ちの揺さぶりの中で
自転車に乗れるようになったのではないでしょうか?
そうして体験として得た技術は
決して忘れない
サックスの練習やジャズの練習も
同じだと思います。
私自身もこれまでに先輩ミュージシャンや
音楽の仲間とのかかわりの中で得た体験や知識は
しっかりと自分の血肉となり忘れないと思います。
サックスの練習とはそういう風にして
日々感動しながら取り組むことが大切だと感じます
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